最近聞いている音楽2021夏至夜風・白南風

動向

原稿仕事のお伴とか、ドラマの劇伴(ただし見ているとは限らない)とか、外国のネオトラッドなやつとか。直近では「ずっと真夜中でいいのに。」の「あいつら全員同窓会」がCMで流れてきて、CM映えする曲だなと思ってちょっと気になり始めたけれど、まだ挙げるほどではないかな。

そういえば、毎度この記事書くと「邦楽-洋楽-その他」の境界線がよくわからなくなるのだけれど、今回はひとまずアーティストの所属地域と歌詞の有無で分けている。そうするとどこからが歌詞だろうか、という話になるけれど…。

6月は窓を網戸にしていると良い風が入ってきたのだが、梅雨明けで一気に湿度が上がったな。

邦楽

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「おかえりモネ」(NHK)主題歌。ドラマ本編も楽しく見ているのだけれど「おはよう 僕は昨日からやってきたよ」という声を出勤前に聴いて家を出ると、とても「健康的」な感じ。一方で、「水たまり」の視点*1を配置してバランスを取る辺りがBUMP OF CHICKENだなと思う。そういえば、先日(7/17)の土スタで、斉田季実治さんが「天気予報で『良い天気』というフレーズは使わない(人によって「良い天気」の意味が違うので)」という話をしていた。

  • STUTS & 松たか子 with 3exes - Presence (※I-V, remix)

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「大豆田とわ子と三人の元夫」(フジテレビ)主題歌。ドラマの方は、繁忙でほとんど見れなかったのだけれど、相変わらず松たか子の出るドラマは主題歌が楽しい。いくつもバージョンがあってどれも良いけれど、個人的にはVが好みかな。

  • 坂東祐大 - All The Same feat.Gretchen Parlato,BIGYUKI

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「大豆田とわ子と三人の元夫」劇中歌。前述のとおりドラマ本編はほとんど見れなかったので、この曲が流れている場面の印象もないのだけれど、とても良い曲だよね、と思う。

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ばかうけ」のような鳥のMVと木琴の音。春先は朝これを聞きながら歩いていて、とても心地良かった。

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「珈琲いかがでしょう」(テレ東)のオープニング曲で、こちらはドラマも見た。7歳の長男の作る「ストーリー」を発案として作られた曲。MVの画面上に現れる解釈が、良くも悪くも「小沢健二らしい」なぁと思いつつも、ちょっと面白い。

  • 中村佳穂 - アイミル

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去年の配信ライブで披露されていた曲の音源化。何かを知って世界を広げていくことの応援歌。しかし、中村佳穂さん1992年生まれでまだ20代なのか。

子どもから見たら、29歳ってめちゃくちゃ大人じゃないですか。そういう子たちに私が何をおすすめするかなと考えた。それで、「君が知ったことがすべての世界の幅を広げる」ってことだなと思ったんですよね。そういう曲が好きだなって、前向きな気持ちで書きはじめました。

中村佳穂が語る『竜とそばかすの姫』 シェアされ伝播する歌の姿 - インタビュー : CINRA.NET

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DEZOLVEの演奏を聴いて、え、今の時代にこんなフュージョン? と感心してしまった。フィロソフィーのダンスのメジャーデビュー曲らしく、グループとメンバー自己紹介的な歌詞を前山田健一がよくまとめているなぁという感想。4人のバラバラさとバランスが面白いグループ。

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上記曲で興味を持ってフィロソフィーのダンスの曲を何曲か漁っていたのだけれど、着想が面白い曲だなという印象。原曲よりも最近のアコースティックバージョンのライブ版の方が好みかな。

  • フレンズ - 急上昇あたしの人生

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「取り立て屋ハニーズ」(ひかりTV)主題歌、とのことだが、特に見てはいない。妙に聞きなおしてしまうのはなんでだろうと思っている。

  • CAPSULE - ひかりのディスコ

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CAPSULEがまた戻ってきた!

[びじゅチューン!] お互い擬態 | NHK
大分は石仏の有名なのがいくつもあって、前に臼杵石仏は見に行ったのだけれど、また機会を見つけて熊野磨崖仏も見に行きたい。

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オフィスで一人踊る姿に、Fatboy SlimのWeapon Of Choice*2とか、サラリーマンNEOのオープニングで踊る宝田明Fatboy Slimのパロディ)のことを思い出した。

  • ポップしなないで - ミラーボールはいらない

何故だか5月の一時期、脳内ループしていた。元々はポップしなないでがYoutuberのあさぎーにょさんに楽曲提供した?曲*3のセルフカバーで、両方とも聞いてはいたのだけれど、脳内ループしていたのは明らかにポップしなないでバージョンだった。

Spotify大貫妙子のページを見たらトップに出てくるのがこの曲で、へぇ、となった。

  • Nakamura Emi - 1の次は

ドラマParavi『にぶんのいち夫婦』のエンディングテーマらしい(見ていない)。

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同名のアニメ映画の主題歌らしいのだけれど、never young beachっぽい。ただ、このグループが「日本のシティ・ポップという文脈」なのかどうかはちょっとよくわからない。

ネバヤンはプロデューサーからの提案でした。大貫さんと彼らの曲が並ぶことで、日本のシティ・ポップという文脈が映画に生まれる。そういう流れを大切にしたいと思ったんです。

映画「サイダーのように言葉が湧き上がる」大貫妙子やネバヤンに彩られた青春作をイシグロキョウヘイが語る | Mikiki

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YMCKとのコラボピコピコサウンドなんだけど、CHAIの声と相性が良いように感じた。

  • ユカリサ - ロックンロール

ピアノとハープでロックンロールというタイトルのスローな曲だなぁと思っていたら、くるりのカバーらしい(それはそれで納得した)。原曲も聞いてみたけれど、こっちから入っちゃうと何か変な感じ。

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洋楽

  • Yung Bae - Must Be Love

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ヴェイパーウェイヴとかフューチャーファンクとか呼ばれているエリア(両者の違いはよくわからない)の代表的なアーティストの一人らしい。シティポップ再評価の文脈で出てきたりもするけれど、当然80's洋楽だってリサンプリングするわけで、この曲みたいなリズムは時々聞きたくなる。

  • Trad.Attack! - Sõit / Ride

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エストニアのバンド。トルピル*4と呼ばれるエストニアバグパイプが印象的。この曲の歌詞は子どもが遊ぶ時の唱え歌(日本だと「どれにしようかな天の神様のいうとおり…」が近いだろうか?)が元らしい。

  • TRAD.ATTACK! - LELL´O

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セトマー(Setomaa)と呼ばれる南エストニアとロシアにまたがる地域に住む人々(Seto)の童謡を原曲とするらしい。セトの人々の歌は2009年に無形文化遺産登録(Seto Leelo, Seto polyphonic singing tradition - intangible heritage - Culture Sector - UNESCO)されている。


なお、今回あえて挙げないけど、TRAD.ATTACK!の「Pass-pass」という曲*5の一節(原語: patta tagasi)が「バッターたかし」と言っているように聞こえてしょうがない。

その他

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4月ごろ、友人たちと話していて、ふと任天堂の「スーパードンキーコング」シリーズの話になったので、普段ならサウンドトラックを聞き直すところなのだけれど、今回は気が向いてアレンジバージョンをいくつか渉猟してみた。Jazztickはチリのフュージョンジャズバンドのようで、個人的にちょうどいいなと感じる範囲でアレンジしているように感じた。Gang-Plank Galleonは、シリーズ1作目のラスボス曲で、前半ののどかな感じから後段の盛り上がりまで、1曲でいろんな面が楽しめるので、もしシリーズを通して1曲選べと言われれば、まずこれを選びたい。

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同じ曲の本家(原作者)によるライブアレンジ。原曲に比べてメリハリを出した感じ。

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シリーズ2作目の船のステージ等で用いられる曲。今回アレンジバージョンを聞き直した中で、この曲をアコースティック風にやるとこんなに良かったのかと再評価した。

  • Wintergatan - Marble Machine (music instrument using 2000 marbles)

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関ジャムか何かで紹介されていた手動演奏楽器。見て聴いて楽しい。

  • 王舟 - Disco A

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